女性専用風俗 山口秘密基地 (出張専門) | ~変われた男~第5話

KANAE(カナエ) ~変われた男~第5話



️この作品は一部フィクションであり
登場する人物、建物並びにお店は
実在しないかもしれません。








山口秘密基地がB2Fに事務所を構える

"湯田セントラルタワー"

その近くには東京ドーム50個分くらいの
緑地公園があり、

天気の良い日はランナー達で賑わっている。








行ってきま〜す ブオォォーン

カナエが愛車のミニクーパー(6速MT)
を唸らせて
地下駐車場から走り去って行った。






さて、俺らもぼちぼち始めるぞッ♪

ジャージに着替えたアオが
ポンっと真太郎の背中を押す


「は…はい

まだ困惑してる真太郎も
借りたジャージに着替えた。





〜セラピストは身体を使う仕事。故にぼてぼてのだらしない体では務まらないのだ〜

"野ブタをプロデュースin山キチ" 開幕。










ところで、真太郎君は運動経験は?
俺は野球と柔道やっててね…



「中学、高校と卓球部でした。…もっとも高2の夏前に辞めちゃったんですが。」


そうなんやぁ。まぁでも走ることに
難は無さそうやな^ ^!



「は、はい!追い越す気持ちで
頑張ってついて行きます!」



よし!今日は一緒に良い汗流そう♪♪


気合い充分…なのかどうかは不明だが
セラピストへの道の一歩、

体力トレーニングが始まろうとしていた。



まずは軽く流していこう。

1km 5分くらいのペースでゆっくり
行くからね。




「そのくらいなら全然ついて行けそうです!」


よし!じゃあスタート



真昼の河川敷で、青年2人のランニングが
始まった。


タッタッタッタ


(は…速い、速いよ。アオさん)



とても1km/5分のペースとは
思えないスピードで駆けていくアオ…


普段ひとりで走っている彼は
本当の意味で"マイペース"なのだ。


「あ、アオさん…置いてかないで〜」


おいおい、さっきの意気込みはどうした


予想外の速さに
完全に置いてけぼりをされる真太郎。

普段の運動不足が祟ってしまったようだ。


頑張って付いておいでよ♪
事務所に戻って 夕方からはカナエが
筋トレに付き合ってくれるから。





(え、えぇ〜…)

既に疲労困憊の真太郎。

(アオさん、確かこの人俺より10歳も
年上なのに…なんでこんなに走れるんだ?)

(カナエさんも、仕事終わりに筋トレだと⁈…山キチセラピ、一体彼らは何者なんだ︎)




真太郎の身体には疲労。

心には興味が止めどなく湧いてきた…




次回、連続カナエ小説~変われた男~第6話

"カナエの微妙にスパルタ筋トレ"編
公開をお楽しみに♪☆





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