9/2 02:30 UP!
~変われた男~第6話
️この作品は一部フィクションであり
登場する人物、建物、お店などは
実在しないかもしれません。
山口県指折りの摩天楼
"湯田セントラルタワー"
地上32階建ての建物の高さは132m、
中にはホテルやレストランに
名だたるブランドのブティック、
トレーニング施設や
屋上にはナイトプールもある。
また、長州ライナー(※ゆりかもめ的なやつ)の
"湯けむりゲートウェイ駅"とも直結している。
山口秘密基地の事務所は
そこのB2Fにコッソリと存在しているのだ。
ふ〜…今日はこれくらいでかんべんしちゃる^ ^
「アオさん…も、もう無理っす。足ガクガクです(泣)」
近くの河川敷でランニングをしていた
アオと真太郎が帰ってきた。
「こんなハードな事を毎日やられてるんですか⁈」
そだよ〜♪
体力作りと、メンタルも鍛えられるし
なにより気分転換になるからね^ ^
それよりさ、真太郎。。
さっき走る前に
高校生の途中で卓球部辞めたって
言いよったやん。ソレってなんでなん?
「あぁ、ソレはですね。
実は………、………。……………」
あはは!やっちゃったなぁ。傑作〜笑
ふたりが談笑していると
時刻はいつの間にか午後5時をまわり、
ただいマーライオン♪
口から流水スプラトゥーン♪♪
カナエがノリ良く帰ってきた。
カナエくんお疲れ〜。
ちょっと前にランニング終わって
いろいろと話してたとこだよ。
この先セラピはオレにバトンタッチやな!
シャワー浴びて準備して行ってくるわ。
真太郎のトレーニングはボクに
バトンタッチですね☆
アオさん行ってらっしゃい♪
よ〜し、真太郎!このあと一緒に
筋トレも頑張ろうな
「は、はい〜」
アオを見送り、カナエは半ば強引に
真太郎をジムへと連れて行く。というか連行する。
"湯田セントラルタワー"の3階にある
トレーニング施設、"コールドジム"(直訳;寒いジム)。
"コールドジム"は会員制のトレーニング施設で、
その名の通り夏場は16℃に設定の
エアコンMAX
冬場は換気扇のみの寒いジムだ。
(それもこれも良い汗を流す筋トレ勢のため)
山口秘密基地のセラピストは
いつでもそこのマシンを無料で使用ができる。
よし、最初に腹筋から始めようか!
まずはGackt流クランチね。
https://youtu.be/DEed5VQESLw?si=qXDL7xhFrP9-FGWD
50回やったら、
次は松岡茉優流クランチ。
https://vt.tiktok.com/ZSY8txJRn/
「いたたっ…カナエさん、、腹が痛いっす!」
ぼて腹してっからつっかえて痛いんだよ(笑)
ハイ、終わったら次は背筋トレーニング。
あそこの懸垂マシーン行くぞ♪
(まずい…この人ガチだ。。
マジで気合い入れないと、俺、死ぬ)
いいかい、真太郎。
セラピストは体力仕事だし、
女性の前で脱ぐこともある。
女性のお客様に"非日常"を体験してもらう
セラピストはマッチョじゃなきゃダメだ。
たるんだ身体じゃその辺のオッサンと変わらんぞ。真太郎!
(ぐぬぬ…。俺は25歳、カナエさんは
29歳。少なくとも4つは俺よりオッサンのくせに痛いとこつきやがって〜)
(ただ、コレも童貞を卒業するための
試練。。頑張るぞ!…)
この時点で真太郎はどこか"女風"を
勘違いしてるが、
負けず嫌いな性格に火がつき始めた。
ふぅ〜今日も鍛えたなぁ
サウナにでも行こうぜ^ ^♪
時に真太郎。。
見た感じ野暮ったい服装だけど、
服とかはこだわりってあるの?
(ハッ…そう言えば服とか最近全く買ってなかった)
次回、~変われた男~第7話
真太郎の垢抜け大作戦!stage1
公開をお楽しみに☆
山口秘密基地 叶