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MITSUKUNI(ミツクニ) クンニしないでお金なんていただけない。
僕は クンニが好きだ。

そして、好きを仕事にしている。
好きを仕事にしているのなんて、ヒカキンか僕くらいだ。

世間のどの仕事についている人に会ったっての仕事は好きだと言いつつ、仕事に対する愚痴を叩いてる。好きだけど、辛い。仕事は好きだけど、今の会社辞めたい。

完全好き100%な仕事についてることにこの現実がとっても嬉しい。

これは以前の話なのだが、僕にもデート予約というものがあった。そして予約終了と同時に手元に残った22,000円がなんとなく気持ち悪かった。
なんとも形容し難い感覚。
好きな仕事でもどかしい気持ちになったのは初めてだった。

でも、なんとなくだけどこの気持ちを説明できうる気がしたので日記にした。
その言葉は何か考えてみた。そしたら、下賤があっている気がした。
下賤なんて言葉は縁がないと思ったが言葉にしてみたらしっくり来た。
仕事としてはやることやったし、お客様の提案されたプランから最適なプランを立案ししっかりとエスコートできたつもりだ。デート苦手は公言しているが、やって欲しいと言われたものは基本やる。それがお客様の望むことならやる。それが風俗だ。僕は風俗の従属的な執事感には共感がある。そういうテイで演じる自分は結構好きだ。誰かのために自分が動くのは快感であるし。

例えば、電車でお婆さんに席を譲ったり。そんなの役に立ったかなんて結局分からず自分のエゴの域を出ないのだがエゴですら自分を肯定できないのはちょっと寂しいからここは傲慢にエゴを認めてなんとか自分を保っている。「席譲った自分偉い」と。

そして、戻ってデートをした時の話。僕はデートした。プラン通りに飲み食いをして散歩して時間が来てフィニッシュ。ホテルにはいってない。 クンニをしていない。それだけの事実が僕に感じたことのない気持ち悪さを押し付けたのだろう。

それは逆に僕の脳内で風俗=クンニをするもの,ホテルにはっていやらしいサムシングをすることであると盲信してしまっているからである。
これは矜持とも言えるが酷い固執だ。強めのクンニ至上原理主義。

デートが楽だから仕事の疲労感に比例する達成感が少ないのでは?
と考えもしたが僕はデートの方が会話の動線や会話の行き先が定まってない分、難しいと感じてしまう。故に精神的疲労はホテルでエロいことする方が少ない。慣れた仕事の方が円滑にできる感覚に近い。

自分は自分が思っている以上にクンニエロをすることにこだわって居るんだと思った話だ。

これを読んだからといって「デートをするな!!」とかではないんです。セラピストの適性を見極めた予約は楽しい時間の促進になりますが、セラピストに対する忖度の予約はお互いにとって良くないと思う。
お客様のやりたいことを押し付け。そこに クンニがあれば尚のこと。

ではまた。
光圀でした。

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