女性専用風俗 山口秘密基地 (出張専門) | ~変われた男~ 第2話

KANAE(カナエ) ~変われた男~ 第2話





第1話をまだ読まれてない方はコチラから
https://go-kichi.com/s/yamaguchi/diaries/view/182397








送信してから小1時間…


あれから帰宅し、スマホを充電しながらエロサイトを見ていた真太郎。


突如、山口秘密基地からの返信が届いた。



"この度は、勇気あるご応募ありがとうございます♪

大変お手数ではございますが
真太郎様の容姿を確認させて頂きたくと共に、

写真選考を実施させて頂きたく存じます。

胸上の写真を数枚、メールにて送信をお願い致します。"





(な、何ぃ〜?!)


ここで真太郎は

募集要項に "容姿に自身のある方" と

書いてあったことを思い出した。



(自撮りしろってことか?)


(そんなのした事ねぇよ…)




(つか、イケメンじゃないとダメなのかよ⁈)



散々とわがままな文句を思いつつも

とりあえずメガネを外して


充電完了したスマホを自身に向ける…




パシャ


パシャ…


パシャ×2……


パシャ×♾️………




何枚、そして何分の時間が過ぎただろう…


真太郎は無我夢中で、初めての自撮りに

四苦八苦していた。



(もう、この辺で良いだろう。)



(つかイケメンしかダメなのかと思ったけど、

在籍してるセラピスト見たらどうだ⁈…)


(アオって人はリーマン紳士ってかんじで)

(ヨシは俺と同じ知的なメガネ男。)

(カナエは、なんかホストみたいだな。)



…(これなら俺でも合格できるんじゃないか?)





何やら"上から目線"で在籍セラピストを

半ばディスる真太郎。



50枚は撮った自撮り写真の中から

3枚程を選び、

山口秘密基地のパソコン宛てに写真を

送信した。



数分が経ち、

エロサイトの続きを見ていた真太郎へ返信通知が来た。


"素敵なお写真をありがとうございます。

早速ではございますが、面接日程をお知らせさせて頂きます。

真太郎様の第一希望日である

8/3 土曜日、お昼13時からはいかがでしょうか?

山口秘密基地 代表"





(う"…いきなり面接へ行くことになるとは。。)




いろいろと準備不足の真太郎は

自身の空白だらけの履歴書を片手に

約束の8/3、土曜日。

その日真太郎はわざわざバイトをズル休みして


時間通りに指定された

面接場所へと向かった。。




「真太郎さん?こんにちは♪」

そこへ突如現れたのは、

「山口秘密基地の代表です。」

ハゲかけのおっさんだった。




…。



……。




………。



1時間程、雑談を挟みながらの面接。




「本日は、お忙しい中で貴重なお時間をありがとうございました♪

合否に関しましては、後日また連絡させて頂きます。」



そう言い残すと共に、おっさんは
去っていった。。




(風俗店の面接ははじめて受けたけど…
なんだか不思議な時間だったな。。)




そんな事を思いながら、真太郎は

いつもと変わらないバイト生活の日々を送っていた。



数日後、

山口秘密基地からのメールが届いた。




[真太郎様、先日は
山口秘密基地の面接へご参加頂き、
誠にありがとうございました。

審査の結果、この度真太郎様を
当店セラピストへ登録、採用させて頂く運びとなりました。


つきましては、
真太郎様のご都合の良い日に

セラピスト登録料をご用意の上、
当店事務所へお越し頂きたく存じます。]




(な、何ぃ⁈…登録料だと!?)



(コレ払ったら今月のバイトの給料がパーじゃねぇかよ。゚´Д`゚。。。)




とか思いながらも、真太郎は無けなしの登録料を握りしめて

山口秘密基地の事務所へと、足を運んだのであった。







【変われた男】第3話、

~先輩セラピストとの対面~へと続く。








 

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