女性専用風俗 甲府秘密基地 (出張専門) | 元カノと夜景と別れ話し

6/6 20:56 UP! 元カノと夜景と別れ話し YUYU(ユユ)(29)

YUYU(ユユ) 元カノと夜景と別れ話し
少し前の話。僕が元カノの市川あやめと付き合っていた当時の話し。  
                                
電話中に些細な事で喧嘩になり、別れ話になった。お互いに仕事が終わり、二人で食事に行った。あやめが言う
「本当に別れるでいいの?」 

「いいよ。」
                                                          


「じゃあ別れるんだね私たち。」    
                                             
「うん」 
                                                         
僕の車に二人で乗り込んだ。長く沈黙が続いた車内であやめが突然言った。
「別れるならさぁ、最後に願い聞いて、、、
二人で見た思い出の夜景が見たい。あんたと初めてキスをした、あの場所に行きたい。」
別れるつもりなんてなかった。ただ、別れたくない、その一言を言葉にできないだけだった。
                                
暗くて細い林道を永遠とのぼり、甲府の愛宕山の山頂まで来た。
 2月の深夜、肌を切るような冷たい風が車を降りた二人を通りすぎる。あの時もこんな風が吹いてた。あの日はこの風が二人を近づけた。二人の前に夜景が広がる。あの時と同じ夜景なのに、こんなにも綺麗なのに、心は何も満たされなかった。あやめが言う。
「連れて来てくれてありがとう・・・こんなに簡単に別れちゃうんだね私たち。」
                                
僕は何も言わなかった。                                           帰るために、あやめと車に戻ろうとした。そんな時、あやめが言う。
「車に乗りたくない。」                                                     
「乗らなかったらどうやって帰るの?。」                                             
「歩いて帰る…」                                                        
「そんな事させる訳がないじゃん。2月の深夜だよ?こんな暗い山奥だよ?いいから車に乗ろ?」
「私たちもう別れるんでしょ…心配なんてしないでよ。」
                                
「するさ、一人じゃ帰らせないよ。あや、車に乗って。」                                      
「優しくしないでよ。ほっとけばいいじゃん。」                                          
「そんな事言わないで。お願い。車に乗って。」                                                                                                                                                                                   


その時僕は考えていた。僕は男だ、力で強引にあやめを車に押し込んでしまう事もできる。しかし、そんな強引な事はあやめにしたくない。困った僕はこうした。
             
                                
服を全部脱いで、すっぽんぽんになった。                   
                                                                今できる僕の最善の行動。それはすっぽんぽんになる事だった。
2月の風が僕の全裸をそっと抱いて、キラキラの夜景が僕の全裸をしっとり照らした。すっぽんぽんになってあやめに言った。                                                                            


「あやー!!僕はあやが車に乗るまでこの格好でずっといる。この格好でずっと待ってる。お願い!車に乗ってくれ!」                                       


あやめが叫んだ。                                                                                  


「キモイ!!キモイ!!キモイ!!」


そう叫だあやめが走って帰ってしまった。
                                
僕は一人、全裸で夜景に照らされていた。
        

 

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