「自己肯定感を上げてもらった！」ってよく見る。

でも、よく考えたら自己肯定感上げているのは”自分なんじゃないか”と思いまして。

例えば、褒められるという行為がある。

「かわいい」「すごいね」とか言われたとき。

その「かわいい」と言われた時に自分がその「かわいい」と言われて嬉しと思うからこそ自己肯定感が上がるわけで。

その”嬉しい感情”は他者の介入あれど自分起点で引き起こされていると思うんです。

少しわかりにくいと思ったので、噛み砕いて説明していくと、、、
「かわいい」って言われると、その「かわいい」という言葉にプラスの感情マイナスの感情を付与するのは自分自身なわけである。

厳密にその言葉自体にはポジティブな意味もネガティブな意味もあるということだ。

時に「かわいい」は嫌味にも聞こえる。
だから例えばお相手が「かわいい」とか言葉を与えてくれたとして、俺なんかみたいにひねくれたやつは初対面の人に「かわいい」とか言われると「…こいつポイント取りに来てんなぁ…気持ち悪い…ちょっと嫌な感じするなぁ…」となりあまり幸福感がわかんない。

プラスの言葉に相乗りして利益とか野心が透けて見えちゃうときなんてもう嫌。


でも、その人との信頼関係とかがあれば。それはプラスに受け取れるわけじゃないですか。

つまり、言葉は言葉を発した人もそうだけど受け取り手自身の人としての広さとか、受容体としての優しさ。プライオリティーに紐付いてくると思う。

自己肯定感というのは与えてもらってるものじゃなくて、結局自分で自分に与えてる部分も大きいのではないか。と言う。

魚釣りのことわざによくあるような、釣り方は教えられるけど、魚を釣らせる事はできない。みたいな感じ。

水を飲ませに馬を水辺まで連れて行けても、水を飲むのは馬の役割でそこまでは影響を及ぼせない。
そんなことを思いながら。僕も、なるべく相手がプラスの感情になれるような感じでアプローチはしていけるように。

アプローチまでしかできないのは辛いなと思うけど、「自分のできるところとは何だろう」と誰よりも1番現実見ながらこの仕事やっている自分です。そんな自分に自己肯定感をもちながら活動していきます。


では、股。

これからもよろしくんに。


p.s
最近、薬屋のひとりごとにハマってます。
写真は自己肯定感高そうなポケモン、エンペルト。