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口がカビた日
僕が18才のある日の事、僕の口がカビた。
そうですカビです。
口がカビたんです。
カビた僕はひどく落ち込んだ。
だってそうじゃないですか。考えてみてください。口がカビるということを。
おいしいご飯を食べたら、おいしいご飯じゃなくなるんです。
僕の大好きなあんかけ焼きそばに僕が口をつけた瞬間、それは・・・
カビあんかけご飯になる。
何を食べてもおいしいと思えない。
そんなある日、姉の誕生日に僕は恋人を連れて、実家に帰った。実家で家族みんなで食事をした。するとお母さんが突然僕に言った。
「あんたその口どうしたの?」
「これ?カビたんだよね。」
それを聞いて家族が大爆笑する。これでもかと笑った。
そのとき、突然、姉の彼氏が僕に言った。
「ちょっとお母さん最近掃除をちゃんとしてます?カーテンとかちゃんと洗いました?なんかカビ臭いですよ?」
僕は言った。
「それは俺の口のせいだよ」
「え!?何で? 口がどうしたの?」
「カビたんだよね。」
それを聞いた家族がこれでもかと大爆笑した。家族みんなが息を吸えないぐらいに笑っていた。彼女を除いて。
食事も終わり僕たちは自分の部屋に帰った。彼女と2人っきりになる。
ずっと喋らない彼女が心配で、僕は言った。
「どうしたの?」
「私ユユの家族とは仲良くなれないかも。だってそうでしょう。ユユが口のことで、あんなに悩んでるのに、私あんなに笑わなくていいと思うの。
私ユユのこと考えたらすごく嫌な気持ちになっちゃって、だから私、ユユの家族とはもう仲良くできないかもしれない。」
僕はそれを聞いて嬉しかった。こんなに僕のことを思ってくれてたんだって。
彼女の優しさに、改めて気づいた僕は、彼女を強く抱きしめた。そして僕は言った。
「そんなに考えなくていいよ、みんなも悪い気持ちがあって笑ったわけじゃないよ、俺もそんなに考えてないからさ、笑ってくれた方が楽だし、だからそんなこと言わないでいいよ。でも、ありがとうそう言ってくれて嬉しかったよ。」
僕は嬉しくて、キスをしようと自分の唇を彼女の唇に近づけようとした。
その瞬間、彼女が叫ぶ。
「触んじゃねーよこのカビやろー!!!!!!」
そうですカビです。
口がカビたんです。
カビた僕はひどく落ち込んだ。
だってそうじゃないですか。考えてみてください。口がカビるということを。
おいしいご飯を食べたら、おいしいご飯じゃなくなるんです。
僕の大好きなあんかけ焼きそばに僕が口をつけた瞬間、それは・・・
カビあんかけご飯になる。
何を食べてもおいしいと思えない。
そんなある日、姉の誕生日に僕は恋人を連れて、実家に帰った。実家で家族みんなで食事をした。するとお母さんが突然僕に言った。
「あんたその口どうしたの?」
「これ?カビたんだよね。」
それを聞いて家族が大爆笑する。これでもかと笑った。
そのとき、突然、姉の彼氏が僕に言った。
「ちょっとお母さん最近掃除をちゃんとしてます?カーテンとかちゃんと洗いました?なんかカビ臭いですよ?」
僕は言った。
「それは俺の口のせいだよ」
「え!?何で? 口がどうしたの?」
「カビたんだよね。」
それを聞いた家族がこれでもかと大爆笑した。家族みんなが息を吸えないぐらいに笑っていた。彼女を除いて。
食事も終わり僕たちは自分の部屋に帰った。彼女と2人っきりになる。
ずっと喋らない彼女が心配で、僕は言った。
「どうしたの?」
「私ユユの家族とは仲良くなれないかも。だってそうでしょう。ユユが口のことで、あんなに悩んでるのに、私あんなに笑わなくていいと思うの。
私ユユのこと考えたらすごく嫌な気持ちになっちゃって、だから私、ユユの家族とはもう仲良くできないかもしれない。」
僕はそれを聞いて嬉しかった。こんなに僕のことを思ってくれてたんだって。
彼女の優しさに、改めて気づいた僕は、彼女を強く抱きしめた。そして僕は言った。
「そんなに考えなくていいよ、みんなも悪い気持ちがあって笑ったわけじゃないよ、俺もそんなに考えてないからさ、笑ってくれた方が楽だし、だからそんなこと言わないでいいよ。でも、ありがとうそう言ってくれて嬉しかったよ。」
僕は嬉しくて、キスをしようと自分の唇を彼女の唇に近づけようとした。
その瞬間、彼女が叫ぶ。
「触んじゃねーよこのカビやろー!!!!!!」