こんにちは。
東京秘密基地本店の
ひろおみです。

今回は、シャツの話を
書きたいと思います。
シャツといえば、
ブロードやツイル、
オックスフォード等の
素材がなじみ深いかと
思います。
これからの時季ですと、
徐々にリネン素材へ
移行するのも良いですが、
それらとはまた違って
光沢感とドレープ感がある
"デシン"が
僕のお気に入りです。

デシンは、
"クレープデシン
(Crepe de Chine)"
とも呼ばれていて、
18世紀にフランス(リヨン)で
絹を平織りにして
作った中国の織物を
真似してできたもの
だそうです。
(Chineは、中国を表す)
ちなみに、
あのフランス発祥の
パンケーキ"クレープ"は、
焼きあがった表面が
クレープ織りを
想起させることから
名付けられたそうです。
このようなところで
関係があるとは、
とても興味深いですね。

ちなみに、
前述の"ドレープ感"とは、
ラテン語の"drappus
(布きれ)"が語源で、
布を垂らした時の
美しいひだ、
しなやかさを
表しています。
ラテンダンスや
フラメンコの衣装にも
デシンが使われることが
あるそうです。
今回、デシン素材の
歴史を知り、
とても勉強になりました。

あなたもファッションの
こだわりがあれば、
ぜひ聞かせてくださいね。
ご予約、お待ちしております。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊