女性専用風俗　東京秘密基地本店　（出張専門） | キリトの孤独のグルメ♯2

昼飯、何にするか……。
んー、今日はラーメンが食べたい気分だ。
おっ、目の前に『人類みな麺類』の看板。
気になる。名前のセンスもいい。
なんだか哲学的だし……、ちょっと入ってみるか。
昼食にしては遅い時間だが、お昼休憩のサラリーマンで賑わっている。
大画面にはミスチルのライブ映像が流れ、店内に曲が響き渡っている。
店主の趣味か？ うちの母親と仲良くなれそうだ。

メニューを眺める。
ラーメン原点、ラーメンmicro、ラーメンmacro……。
メニューのネーミングもいいな。
さて、こういう時、何を選ぶかが重要だ。
一番人気と書いてあるラーメンmacroにしてみるか。
次にチャーシューの量を選ぶのか。んー、2枚だな。
トッピングに煮卵。これは外せないな。

ラーメンが目の前に置かれる
……で、でかい。いや、でかすぎる。レンガブロックか？ そんな厚みだ。
まず目に入ったのは、そびえ立つ分厚いチャーシュー。もはやラーメンの具というより……、主役だろ、これ。
1枚か2枚か選べる……
そう、俺は2枚にした。欲張ったのかもしれない。食べ切れるか？
……いや、頼んだからには、最後まで戦い抜かねば。
気を取り直して、まずはスープを一口……
ふぅ。これは、いい。じんわりと口の中に広がる貝の旨み。
しじみ、あさり……、それが醤油の優しい甘さと絡み合って、心地よい余韻を残していく。
さらにスープをもう一口……
うん、決して濃くはない。でも、薄っぺらい味じゃない。
貝の出汁がしっかり効いていて、飲めば飲むほど深みが増していく。まるで、飲み込むたびに新しい発見があるようなスープだ。

次は麺……
ツルツル……、いや、ツルツルすぎる。まるでシルクのようななめらかさ。唇との摩擦係数は……ゼロに近い。
うん、これもうまい。

ついにチャーシューに挑む……。
やはり、2枚はちょっとやりすぎたか？
……でも、うまい。
これはまさに、ラーメン界のヘビー級チャンピオンだ。
無言でチャーシューを一枚……、また一枚……、食べ進める。
……もう、お腹がパンパンだ。

それでも完食。
ふぅ……やっちまったな。でも、これもまた、ラーメンの醍醐味だよな。
食べ切った達成感と満足感でいっぱいだ。
それにしても、ミスチルとラーメン、悪くない組み合わせだったな。
また来よう。次は……チャーシュー、1枚にしよう。

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