7/30 23:43 UP!
お客様ニーズに応えることの危うさ
本日は少し過去の経験を踏まえてお話しします。
私は元々、鍼灸と柔道整復師の資格を保有し、治療家でした。
北九州の鍼灸整骨院に勤めていた経歴があります。
北九州市というのは自治体の保険制度が整っていて整骨院に優位であり、言わば整骨院激戦区でした。
縦の繋がり横の繋がり等があり面倒くさかったですが…笑
それはさておいて。。
整骨院、治療業界では
『骨盤矯正』や『姿勢矯正』というものすごーーーく根拠のない治療法が流行っていたり、リラクゼーション界隈でも『足ツボ』というこれも根拠はあるが、根拠が薄いものが蔓延っています。
私は当時医学的に根拠をもった真面目な治療院に勤めて、病院と提携している所に勤めていたので、そういう何の根拠もない治療はおこなっていませんでしたが。
しかし、この根拠のないものが世間一般に広がり、患者さんのほうから『骨盤矯正してください』『姿勢矯正してください』『この痛みは骨盤が歪んでるらからですか?』『姿勢が正しくないから痛みがでるのですか?』といったことを患者さんのほうから言ってくるのです。
それを意味の無いものだといくら説明しても、理解をしてもらえず、医学的根拠よりも世の中に蔓延っている"無意味"なものが結局勝ってしまう。という現実に鼻で笑ってました笑
鍼灸で足裏を施術した際に
『それはどこのツボですか?』『内臓悪くないですか?』といった質問もよく頂きました。
東洋医学においての"ツボ"は足裏には1つしかありません(うーん。実質踵にもあるが、そこよりも有効な場所があるので、足裏に限っては1つとここでは表記する。)
しかし、患者さんのいう足ツボというのは、リフレグゾロジーというもので、いわゆる反射領域を示したものである為、ここを押したから胃が悪いみたいな根拠はまったくないのである。
しかし、患者さんはそれを信じきっている。
施術に関係ない為、話しを合わせていたこともあるが、たまにしっかり説明をしても、はて?みたいな顔をされるので諦めてました笑
このようにプロが知ってる当たり前と世間一般に広まってる情報というのはかなり異なるということで、その情報のほうが力を持つということになります。
ここでニーズの話しです。
患者さんが『腰が痛いのだけど、骨盤が歪んでると思うから骨盤矯正をして欲しい。』という要望(ニーズ)があり、これに応えることは果たして正しいか?
患者さんがして欲しいのは『骨盤矯正』だが、プロは『腰が痛い』に目を向ける。そして骨盤が歪んでようがなんしてようが、まずは痛みを取る。それが大事だから。
しかし、これはニーズには応えてはいない。
ニーズは『骨盤矯正』だからだ。
この場合、『骨盤矯正』を行わないとダメな治療家となるわけだ笑
しかし、その訳の分からない『骨盤矯正』をしても腰の痛みは一向に改善しない。
勿論この場合では『骨盤矯正』が目的なのか痛みを取ることが目的なのかをハッキリと明確にし、治療を行うが。
このように患者さんが間違った情報をもってそれを求めてきたときに、プロは間違いだと言う。
ニーズに応えれないのである。
これがニーズに応えることの危うさである。
こちらの言うことが全て正しいという奢った気持ちではないが、少なくともかなりの勉強を積んで症例の経験を積んできてるので仕方ない笑
こういうのはどんな業界にも共通するし、勿論この業界にもだと思う。
なので、私は『お客様のニーズに応える』という発信はしないのである。
自分勝手と言われればそうだが、
さっきの例を出して見よう
患者さん『腰が痛いから骨盤矯正をしてくれ。』→ニーズ
俺『腰が痛いなら腰の痛みをまずは取る。それに骨盤矯正は必要ないし、骨盤矯正などなんの根拠もない』→自分勝手
こういう図式がこの女風業界にはこのようなことか結構あると思う。
特に経験、知識を持ったキャストは感じるとこではないだろうか。
私的には『効果も意味もないのに"言われた"から骨盤矯正しときました。』というほうが無責任で軽薄だと思うのです。
考え方は人それぞれですけどね^_− ☆
☟☟冴人X(Twitter)☟☟
https://x.com/saito_kuga_nsb
私は元々、鍼灸と柔道整復師の資格を保有し、治療家でした。
北九州の鍼灸整骨院に勤めていた経歴があります。
北九州市というのは自治体の保険制度が整っていて整骨院に優位であり、言わば整骨院激戦区でした。
縦の繋がり横の繋がり等があり面倒くさかったですが…笑
それはさておいて。。
整骨院、治療業界では
『骨盤矯正』や『姿勢矯正』というものすごーーーく根拠のない治療法が流行っていたり、リラクゼーション界隈でも『足ツボ』というこれも根拠はあるが、根拠が薄いものが蔓延っています。
私は当時医学的に根拠をもった真面目な治療院に勤めて、病院と提携している所に勤めていたので、そういう何の根拠もない治療はおこなっていませんでしたが。
しかし、この根拠のないものが世間一般に広がり、患者さんのほうから『骨盤矯正してください』『姿勢矯正してください』『この痛みは骨盤が歪んでるらからですか?』『姿勢が正しくないから痛みがでるのですか?』といったことを患者さんのほうから言ってくるのです。
それを意味の無いものだといくら説明しても、理解をしてもらえず、医学的根拠よりも世の中に蔓延っている"無意味"なものが結局勝ってしまう。という現実に鼻で笑ってました笑
鍼灸で足裏を施術した際に
『それはどこのツボですか?』『内臓悪くないですか?』といった質問もよく頂きました。
東洋医学においての"ツボ"は足裏には1つしかありません(うーん。実質踵にもあるが、そこよりも有効な場所があるので、足裏に限っては1つとここでは表記する。)
しかし、患者さんのいう足ツボというのは、リフレグゾロジーというもので、いわゆる反射領域を示したものである為、ここを押したから胃が悪いみたいな根拠はまったくないのである。
しかし、患者さんはそれを信じきっている。
施術に関係ない為、話しを合わせていたこともあるが、たまにしっかり説明をしても、はて?みたいな顔をされるので諦めてました笑
このようにプロが知ってる当たり前と世間一般に広まってる情報というのはかなり異なるということで、その情報のほうが力を持つということになります。
ここでニーズの話しです。
患者さんが『腰が痛いのだけど、骨盤が歪んでると思うから骨盤矯正をして欲しい。』という要望(ニーズ)があり、これに応えることは果たして正しいか?
患者さんがして欲しいのは『骨盤矯正』だが、プロは『腰が痛い』に目を向ける。そして骨盤が歪んでようがなんしてようが、まずは痛みを取る。それが大事だから。
しかし、これはニーズには応えてはいない。
ニーズは『骨盤矯正』だからだ。
この場合、『骨盤矯正』を行わないとダメな治療家となるわけだ笑
しかし、その訳の分からない『骨盤矯正』をしても腰の痛みは一向に改善しない。
勿論この場合では『骨盤矯正』が目的なのか痛みを取ることが目的なのかをハッキリと明確にし、治療を行うが。
このように患者さんが間違った情報をもってそれを求めてきたときに、プロは間違いだと言う。
ニーズに応えれないのである。
これがニーズに応えることの危うさである。
こちらの言うことが全て正しいという奢った気持ちではないが、少なくともかなりの勉強を積んで症例の経験を積んできてるので仕方ない笑
こういうのはどんな業界にも共通するし、勿論この業界にもだと思う。
なので、私は『お客様のニーズに応える』という発信はしないのである。
自分勝手と言われればそうだが、
さっきの例を出して見よう
患者さん『腰が痛いから骨盤矯正をしてくれ。』→ニーズ
俺『腰が痛いなら腰の痛みをまずは取る。それに骨盤矯正は必要ないし、骨盤矯正などなんの根拠もない』→自分勝手
こういう図式がこの女風業界にはこのようなことか結構あると思う。
特に経験、知識を持ったキャストは感じるとこではないだろうか。
私的には『効果も意味もないのに"言われた"から骨盤矯正しときました。』というほうが無責任で軽薄だと思うのです。
考え方は人それぞれですけどね^_− ☆
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