お久しぶりーふ。

先日同期と飲んでいたらこんな話を切り出す輩がいた。


「女風って知ってる？女の人にエロいことしながらお金稼げるらしいぜ（笑）まじ初任給だけだと渋いし真面目に副業で始めてみようかなww性欲だけはめっちゃあるしwww」

出来るだけ詳細にそいつを断刀台において民衆の前で血祭りに上げる図を想像しておいた。

とっても風俗に詳しいひとたち（）からしたらば、この会話の内容なんかお笑いぐさにもならないんだろうけれど、彼も彼なりにエロいことが好きで、彼なりにしょっぱい人生を変えるために放ったアイデアなのだ。悪意はなさそうだし。ありがとうございます。でもさようなら。
　

「いや全部知ってるよ。なに言ってるんだこの人」


と一蹴してしまうのは簡単だけれど、こういう所からこそ世間との認識のズレを認識して修正して行くべきなんじゃないかと。世間様からしたら「クンニで飯食ってる人」とか「動物アイコンの男性が売れてる」とか意味不明なわけ。


とくに彼一般社会なら彼なんかめちゃくちゃエロい人に分類されるよりなんだと思う。エロい知識なんかハプバー、3P、M性感、くらい言えれば「なんかエロそうこの人〜」という具合だ。


今日はそんなお世間様へ向けた話題。みなさん普通に暮らしていたら絶対に知り得ないし知る意味も無い、アミューズメントの最前線「風俗」で生きる売れないセラピストの実態についての話。


セラピストは、「売れてない人」が圧倒的に多い。新人期なんてもちろんそうだし、一年以内に辞める人が体感9割のこのディストピア。みんないなくなるには理由があるのだ。


「稼げそうで入るけど稼げないし辛いしやめる」

これが理由だ。

ここから深掘ると、原因は単純に金がねぇだと思う。

セラピストはとにかく維持費がかかる仕事だ。売れてないから稼げないけど売れるためにはビジュよくて清潔な体でいなければいけないので（）多くの場合、検査代や身の回りの整備（服、髪脱毛、道具の管理、登録維持費）等にお金が結構かかりおり、4-5万円/月ほど所属してるだけで飛んでいくことが多い。


また、店にもよるけど、遠いところで呼ばれたりすると正味の勤務時間が少なくなったりして時給換算したら1,000円切ってるということも珍しくない。


稼げないのに金がかかる。なんとも難儀な仕事である。この稼げない時期の「金がねぇけど稼ぎたい夢追い人」のテンプレみたいな生活を乗り越えた先にしかセラピストで飯食う世界線しかないわけだ、、、ああなんて辛いんだ。セラピスト。これじゃみんな辞めちゃうねわら。


とまあつらつらデメリットを書き殴りましたが、、、
2年続いた僕からいいますと、、、、


それって普通に生活しててもかかるお金だよね！！

その程度で辞める仕事なら君は続けない方がよかったよ！！

やりたい仕事ならできるようにやるってのが男でしょう！！！


「クンニが好きで良かった」そのおかげで皆様と巡り会えたのですから。　

ではまた。
これからもよろしくんに。