こんばんは。

先日、"而今 純米吟醸
酒未来 無濾過生"を
飲む機会がありましたので、
どのような日本酒であるのか、
ご紹介したいと思います。

ちなみに、
いつも飲み比べする時は、
感想をメモするのですが、
今回、それを失念したので、
大変失礼ではありますが、
蔵元さんへお電話して
どのような味であるかを
お聞きしまして、
当時を振り返りました。
(ご丁寧にありがとうございました)

さて、而今(じこん)は、
​​​木屋正(きやしょう)酒造さんが
造られている日本酒です。
"而今"は、禅語でありますが、
"過去にも囚われず
未来にも囚われず、
今をただ精一杯生きる"
という想いが
込められているそうで、
素敵だなと感じました。

肝心の味ですが、
今年の酒未来は、甘さが強く、
また、而今の特徴でもある
フルーティな果実味と
爽やかで若々しい
味わいがあり、
バランスが取れていて
山田錦に近い味わいの
日本酒になったそうです。
とても美味しい日本酒で
感動したのを覚えています。

三重県名張市にある
木屋正酒造さんは、
創業が1818年とのことで、
この年は、
イギリスの小説家である
メアリー・シェリーが
"フランケンシュタイン"
を出版した年でもあり、
とても歴史を感じます。

また、木屋正酒造さん
について調べていくうちに、
繊細な仕事ぶりが
伝わってきました。
お米の浸漬時間を
秒単位で管理していたり、
低温発酵に適した
9号系の酵母を
使用されているそうです。
また、衛生管理の面では、
使う布や壁の木の匂いまで
気を配る等、
繊細な仕事ぶりが
伝わってきます。
これらが而今の味わいに
つながっていることを
改めて感じました。
今回、而今を飲むことができて
本当に良かったです。

あなたも一緒に
而今で乾杯しませんか？
ご予約お待ちしております。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊