こんばんは。
東京秘密基地本店の
ひろおみです。

古典派バローロ
最高の造り手
"ジュゼッペ
・マスカレッロ"の
最上級キュベ
"BAROLO
MONPRIVATO 2017"、
および、"BAROLO
MONPRIVATO 2019"
を飲んだので、
感想を書きます。
品種は、ネッビオーロ
(100%)です。

今回、生産者のエレナ・
マスカレッロさんと
お話しながら
ワインを楽しむことが
できました。
実際に、ご自身が
目の前で2017年を
飲まれていて、
改めて特徴を
教えてくれました。
とても貴重な体験でした。

以下、ざっくりと
お話をまとめると、

2017年：warm、open
2019年：cool、close

とのことでした。
具体的に通訳も含め、
お伝えすると、
感じ方は人それぞれ
異るとしたうえで、
2017年は、
暖かい年であり、
熟成も進み、
柔らかい印象に
仕上がったそうです。
一方で、2019年は、
冷涼な年であり、
closeな印象に
仕上がった
とのことでした。
後者は、陰と陽なら
"陰"が当てはまる
そうです。

実際に僕が
飲んだ感想は、
2017年は、
ピジョンブラットの
ルビーのように
輝くテクスチャーが
印象的であり、
飲み進めると
ラズベリーを
感じさせる果実味、
心地よい渋みと
微かに見え隠れする
スパイシーさがあり、
柔らかさの中に
複雑さもある
エレガントで
クラシックな
テイストでした。

一方で、2019年は、
2017年よりも
やや透明感がある
テクスチャーで、
いちごを感じさせる
フレッシュな果実味と
酸味、ミネラル。
また、微かに漂う
トースト香が心地よく、
こちらのワインも
美味しかったです。

個人的に、2017年の
まろやかな味わいが
僕好みの味でした。
ここは、人それぞれ
別れるかと思いますが、
どちらも時間をかけて
深く味わえる
素晴らしいワインです。

ジュゼッペ・
マスカレッロは、
イタリア・
ピエモンテ州の
モンキエロ村に
ワイナリーがあります。
高品質のぶどうを
手摘みし、
また、ワインへの
影響を考慮し、
60年以上続く
大樽を今でも
使用しているそうです。
今回の銘柄、
"モンプリヴァート"は、
畑の名前で、
土に石灰分が96%
含まれていて、
表面も白いのが特徴。
ちなみに、
石灰の含まれる量
によって、
ワインの香りや
味が変わるそうです。
とても勉強になりました。

尚、"バローロ"の
概要に関しては、
別の日記で
まとめたいと思います。

あなたも一緒に
ワインで乾杯しませんか？
ご予約、お待ちしております。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊