10/7 15:11 UP!
私家版 二郎のすゝめ 其の一
また食べてしまいました。
黄色い看板を見かけたらつい入ってしまいます。
キティーちゃんのグッズを見たらついぜんぶ買ってしまう、という愛好家の方の話を聞いたことがありますがそれと同じです。
好きなたべものは何?と聞かれたらいろいろなものが思い浮かびますが、二郎はその中でも特別な存在です。
実はもう7、8年近く前、自宅の近く、歩いて5分ほどのところに本家の(インスパイア系ではない)二郎のお店があったんです。(※インスパイア系というのは本家のラーメン二郎ではないけど二郎のようなラーメンを出しているお店のことです。要はジェネリックです。)
学生だったぼくは食べ盛りで多いときで週5日ほど通っていました。
学生街といえば学生街、駅からも遠く、特に周りにも何もないところにあったそのお店はいつも行列ができていて本家二郎独特の緊張感が店内に満ちていました。
二郎は怖いってイメージを持たれてる方も多いと思いますが、たしかに本家の二郎はスマホを見たり会話してるだけでも注意されたりすることもあります。(もちろん本家の中でもお店によって雰囲気はぜんぜん違います)
ラーメンを残そうものなら…
もちろん残すのは二郎に限らずよくないことですが、スマホや会話で注意されるのもうしろの人を待たせないためだったり、麺もこちらが食べ終わって席が空くのを予測してロットであらかじめ茹ではじめるので無駄にしないためだったりもします。
そのお店は残念ながら店主の方がご高齢で惜しまれながらも閉店してしまい、今ではおしゃれなカフェバーになっています。
実は最近、そのお店のあったところの近くに二郎インスパイア系のお店が新しくできて早速たべてきました。
いつも入り浸っていたサークルの部室を抜けて通ってた頃を思い出してなんだか懐かしくなりました。
さて次回は、なぜ二郎はこんなにもおいしいのか、言い換えれば人類はなぜこんなに二郎のことをおいしいと思うのか、その秘密を旧石器時代からの人間の進化の過程を踏まえながら考察していきます。