ミサキです。

今日は少し真面目なメンタルのお話。



人は、子どもから大人になる過程で誰しも大なり小なり傷付いていきます。



僕も例外ではありません。

カッコ悪い失敗や、

人間関係における取り返しのつかない過ち、

心無い言葉や態度に心をえぐられた経験。

数えればキリが無いくらいあります。



人の記憶とは往々にして、楽しかった物事よりもそうやって傷付いたり苦しかった時のことを強く記憶しているものです。



セラピストになり、色んなお話を聞く機会が増え、未だに過去の苦しみから逃れられない人もたくさんいることを思い知らされます。

また、自分のために女風を使ったのに、その女風で傷付く経験をする方も悲しいことにいらっしゃいます。



そうやって積み重なった過去のせいで、身動きが取れなくなっている人もいるでしょう。



ですが誤解を恐れずに言わせていただきたい。




「だからどうした」と。




過去に何があろうと、それは事象の一つでしかなく。

今の僕やあなた自身の魅力を損なう要素でもなく。

ただ純粋にそれを乗り越えてきたことを誉めるだけでいいんです。

今、日々懸命に生きていることを称えるだけでいいんです。




もし自分自身でそう思えないような時があれば、その時こそセラピストの出番なんです。

あなたが前を向けるまで、隣に寄り添わせてくださいね。



偽善や偽恋、偽愛と言われようと、伝わろうと伝わるまいと、出会ってくれた方の日常に少しでも陽が差せばいいなと、

そう思って音楽もセラピストもやってます。



過去を振り返って泣くのもいい。

未来を憂いて落ち込むのもわかる。

でも、今、すぐそこに僕がいます。

大きな力は無いけど、一生懸命ハグしようとしてます。

世界を変える事はできなくても、目の前にいるあなたを元気にするプロなんです。

落ち込んだ時は、どうかそれを思い出してくださいね。