女性専用風俗 東京秘密基地本店 (出張専門) | スリッパを鳴らして歩いていく。

SUBARU(スバル) スリッパを鳴らして歩いていく。
「自転しながら公転する」読了。

物語は母が重度の更年期障害になったことにより、
東京での仕事を辞めて実家に帰り父と共に母の介護を行うところから始まる。

都は母の介護を理由に大好きだったアパレルの仕事を辞めるが、
仕事が上手くいっていないこともあり内心はホッとして実家に帰っている。
トラウマそれもあってか、地元では契約社員として働き、波風立てず、何事にも深入りせずに淡々と仕事をこなしていた。
そんな中、昼休憩に入ったお寿司屋さんでぶっきらぼうな貫一に出会う。
印象が悪い相手ではあったが、言い過ぎたと反省する都がいる。

貫一との関係は帰ろうとしたら車のバッテリーが上がってしまいエンジンがかからない所を助けてもらったことから関係が始まる。
始めはヤンキー上がりの貫一のことが嫌で嫌悪感があったが、都が意地悪なことを口にしてもすらりとかわし、自由なのか優しさなのか大人な貫一のことが嫌いではないのかもしれないと思いだす。

2人の距離が縮まるにつれて、母の介護がおろそかになり、父から厳しい一言を言われるが、
母としては娘を強いていることがいいことなのか、またそれが負担にもなっているため自分からは何も言わない。

都と貫一の関係は恋人同士だが、どこか入り込めない部分があり都はどんどん「このままでいいのかな」と疑心暗鬼になる。友人に相談すると、絶対やめなよという意見と、いい人なんじゃないという意見に分かれるが、中卒で寿司屋のバイトをしている貫一に対して、頼りなさや将来をイメージできない都がいる。

都自身、経済的に自立していないこともあり、どこか人に寄りかかろうとしている部分があり好きかどうかよりも不安なことや、はっきりしない貫一にイライラが募っていく。
これは貫一が誕生日プレゼントに買ってくれたティファニーのネックレスを買ってくれた時にも、なんで後先考えずにお金を浪費するのかと、貫一の気持ちを汲み取らず、相手の経済感覚にまで干渉したくなったあたりなど、人の心理描写として生々しく、リアルを感じる場面だった。

他にも登場人物は多くいて、ニャンくんとのデートや、上司のセクハラ、職場のトラブル、貫一との喧嘩、ボランティアなど様々なシーンがあり、その都度胸を痛め、頭を悩ませる都だが、これらの経験を通して自分というものを理解し、成長とは少し違うが、自分のダメ幅を知っていくプロセスには自分も胸が痛くなった。

最後は駆け足で話が終わってしまった感じがあるが、経済的に自立していない主人公が、どこか人に寄りかかって生きていきたいという甘え、経済的に自立できていないことへの不安からくる焦りや怒りが生々しくあった。
感想というかあらすじになってしまったが、心理描写がいいのでぜひ読んでみて欲しい

 

秘密基地グループ

© 女性用風俗・女性向け風俗なら【東京秘密基地本店】