1/24 16:51 UP!
枯れ尾花

皆様ご無沙汰しております。
本日は1月24日、1月も終わりが近付いています。1月が終わるという事は1年の1/12が終わるという事です。正確には1/11.7741935が終わってしまうのです(電卓使いました)。こうして考えてみると人生の短さを実感出来ます。生とは短く死とは永い物だと。
子供の頃、人生が短いのは事実なのか疑問に思った事がよくありました。物の長短は要するに視点の問題です。主観で決まる物に定義付けをしても詮無き事です。しかし当時の僕はそれを考えずにはいられなかったのです。例えば人の寿命が10倍になったら、時間が進むのが遅かったらそれは果たして長い人生なのかついつい考えてしまっていました。しかし答えが出る筈もなく日々過ぎる時間と思考が僕の疑問を希釈して行ったのです。そして、ある時から考える事をやめました。大人になったのです。最近では幼少時そんなわけないだろうと思っていた"歳をとると時間が過ぎるのが早くなる"というのを実感しています。きっと、あっという間に人生は収束して、終息するのでしょう。そして全ては主観性を失って歴史的遠近法の彼方で古典になっていくのです。
どうせ古典になるのだったら面白いストーリーに、心躍るドキュメンタリーにしたいじゃないですか。なので僕は今、本業も勉強もセラピスト業も非常に尊い時間として全力で日々を過ごしています。(趣味のお酒は少し力を抜きたいところではありますが。。)セラピストとして学んだ事、辛かった事、楽しかった事全てが僕のいつか出来る古典の一部になるのです。お客様を初め、基地の皆様には感謝してもしきれません。今年も1年の終わりを迎えるまで感謝を忘れず素敵な古典を綴り描けたらいいなと思っています。
因みに先程出て来た"全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく"という文言ですが、僕の大好きな作家さんである米澤穂信さんという方が書いた古典部シリーズの氷菓という作品から引用した物です。氷菓はアニメや漫画にもなっていて知ってる方も多いかもしれませんね。まだ読んでいない方は是非読んで頂きたいです。簡単なあらすじですが、省エネ主義を不変のモットーとしている主人公の奉太郎が姉の勧め(脅迫)で古典部に入部し、好奇心の亡者である千反田えると出会い。その好奇心を発端とした古典部内で起こる数々の些細な謎を主人公の折木が仕方なく解いていくというお話しです。
高校生同士の会話とは思えないワードセンスと会話のリズムが小気味良く、折木やその友人達の成長に目を見張る作品です。まずはアニメからでもいいので是非氷菓の世界観を味わって頂けたらと思います。
なんだか押し付けがましい日記になってしまいましたね。理屈と膏薬は何にでもつくので何故こんな日記になってしまったのかそれらしい理屈をつける事は可能ですが僕が疲れてしまうのでここまでにさせて下さい。
今後も氷菓ネタは小出ししていくのでヒロイン千反田の様に気になって頂けると嬉しいです。
最後まで読んでくださった方は有難う御座いました。もし氷菓を読んだよーって方がいらっしゃったら教えて下さいね。
恐惶謹言
蒼紫
本日は1月24日、1月も終わりが近付いています。1月が終わるという事は1年の1/12が終わるという事です。正確には1/11.7741935が終わってしまうのです(電卓使いました)。こうして考えてみると人生の短さを実感出来ます。生とは短く死とは永い物だと。
子供の頃、人生が短いのは事実なのか疑問に思った事がよくありました。物の長短は要するに視点の問題です。主観で決まる物に定義付けをしても詮無き事です。しかし当時の僕はそれを考えずにはいられなかったのです。例えば人の寿命が10倍になったら、時間が進むのが遅かったらそれは果たして長い人生なのかついつい考えてしまっていました。しかし答えが出る筈もなく日々過ぎる時間と思考が僕の疑問を希釈して行ったのです。そして、ある時から考える事をやめました。大人になったのです。最近では幼少時そんなわけないだろうと思っていた"歳をとると時間が過ぎるのが早くなる"というのを実感しています。きっと、あっという間に人生は収束して、終息するのでしょう。そして全ては主観性を失って歴史的遠近法の彼方で古典になっていくのです。
どうせ古典になるのだったら面白いストーリーに、心躍るドキュメンタリーにしたいじゃないですか。なので僕は今、本業も勉強もセラピスト業も非常に尊い時間として全力で日々を過ごしています。(趣味のお酒は少し力を抜きたいところではありますが。。)セラピストとして学んだ事、辛かった事、楽しかった事全てが僕のいつか出来る古典の一部になるのです。お客様を初め、基地の皆様には感謝してもしきれません。今年も1年の終わりを迎えるまで感謝を忘れず素敵な古典を綴り描けたらいいなと思っています。
因みに先程出て来た"全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく"という文言ですが、僕の大好きな作家さんである米澤穂信さんという方が書いた古典部シリーズの氷菓という作品から引用した物です。氷菓はアニメや漫画にもなっていて知ってる方も多いかもしれませんね。まだ読んでいない方は是非読んで頂きたいです。簡単なあらすじですが、省エネ主義を不変のモットーとしている主人公の奉太郎が姉の勧め(脅迫)で古典部に入部し、好奇心の亡者である千反田えると出会い。その好奇心を発端とした古典部内で起こる数々の些細な謎を主人公の折木が仕方なく解いていくというお話しです。
高校生同士の会話とは思えないワードセンスと会話のリズムが小気味良く、折木やその友人達の成長に目を見張る作品です。まずはアニメからでもいいので是非氷菓の世界観を味わって頂けたらと思います。
なんだか押し付けがましい日記になってしまいましたね。理屈と膏薬は何にでもつくので何故こんな日記になってしまったのかそれらしい理屈をつける事は可能ですが僕が疲れてしまうのでここまでにさせて下さい。
今後も氷菓ネタは小出ししていくのでヒロイン千反田の様に気になって頂けると嬉しいです。
最後まで読んでくださった方は有難う御座いました。もし氷菓を読んだよーって方がいらっしゃったら教えて下さいね。
恐惶謹言
蒼紫