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人間になりたい
たまらなく自分の人間としての出来の悪さを痛感したとき、「人間になりたい」と、ふと思うことがある。
人間なのに？
よく駄目な人間を形容するときに、「ウジ虫」とか「ゴミ」などという表現が用いられる。
逆に、飛び抜けて優秀な人を形容するときは、「怪物」とか「宇宙人」などと言われる。
どちらも、人間以下、人間以上の存在があてがわれている。
では、この文脈でいう「人間」とはどういう存在なのか？
普通の人、凡才、平凡、人並み、ありきたり
普通でいること、それはそれで大切なこと。
良い悪いではなく、単にそれが持つ「役割」の違い。
ウジ虫はウジ虫で、ウジ虫なりの役割を担って存在している。
結局、「人間になりたい」という感情は、自分以外の何者かになりたいという人間のエゴ。
猫が猫になりたいと思うだろうか？
ネズミがネズミになりたいと思うだろうか？
“我思う、故に我あり”
前頭前野が高度に発達したことによって芽生えた自我に振り回される人間。
だけど、悩みや劣等感も、人間に生まれたからこその特権だと思えば、ちょっと気が楽になる。
人間なのに？
よく駄目な人間を形容するときに、「ウジ虫」とか「ゴミ」などという表現が用いられる。
逆に、飛び抜けて優秀な人を形容するときは、「怪物」とか「宇宙人」などと言われる。
どちらも、人間以下、人間以上の存在があてがわれている。
では、この文脈でいう「人間」とはどういう存在なのか？
普通の人、凡才、平凡、人並み、ありきたり
普通でいること、それはそれで大切なこと。
良い悪いではなく、単にそれが持つ「役割」の違い。
ウジ虫はウジ虫で、ウジ虫なりの役割を担って存在している。
結局、「人間になりたい」という感情は、自分以外の何者かになりたいという人間のエゴ。
猫が猫になりたいと思うだろうか？
ネズミがネズミになりたいと思うだろうか？
“我思う、故に我あり”
前頭前野が高度に発達したことによって芽生えた自我に振り回される人間。
だけど、悩みや劣等感も、人間に生まれたからこその特権だと思えば、ちょっと気が楽になる。
