8/16 21:14 UP!
セックスの相性は努力で解決できる。

石田衣良さんの「1ポンドの悲しみ」を読んだ。この本は「スローグッドバイ」に続く恋愛短篇で10篇の短いラブストーリーを楽しむことができる。
中でも本好きの女性が主人公の「デートは本屋で」が個人的に好きだった。千晶は男性にアプローチする際に、「けっこう本は読まれますか?」と必ず質問する。
なぜ質問するかと言えば、読んだ本の話を聞けば、相手がどういう人で、なにが好きで、心の底でどんなふうに生きたいと思っているかが分かると思っているからだ。
そしてもう一つ千晶が持つ持論に「セックスの相性は努力で改善できるが、本を読まない男を読書家にするのは無理だ」という考えがある。
つまり相手の見た目よりも、相手が話す内容よりも、千晶は本を通して相手のことを理解し好きになっていく。
この話が好きなのは、その変な癖(本好きじゃないと好きになれないという癖が)石田衣良さんの実体験から来ているような気がしたからで、そう思うとかわいく思えてきたからだ。
中でも本好きの女性が主人公の「デートは本屋で」が個人的に好きだった。千晶は男性にアプローチする際に、「けっこう本は読まれますか?」と必ず質問する。
なぜ質問するかと言えば、読んだ本の話を聞けば、相手がどういう人で、なにが好きで、心の底でどんなふうに生きたいと思っているかが分かると思っているからだ。
そしてもう一つ千晶が持つ持論に「セックスの相性は努力で改善できるが、本を読まない男を読書家にするのは無理だ」という考えがある。
つまり相手の見た目よりも、相手が話す内容よりも、千晶は本を通して相手のことを理解し好きになっていく。
この話が好きなのは、その変な癖(本好きじゃないと好きになれないという癖が)石田衣良さんの実体験から来ているような気がしたからで、そう思うとかわいく思えてきたからだ。