4/29 11:30 UP!
かけがえのない他人という概念。

年森瑛さんの「N/A(エヌエー)」を読んだ。この本は文學界新人賞を受賞し、全委員が激賞したことで有名な作品。第167回の芥川賞候補にもなったが残念ながらそちらは受賞ならずだったよう。内容の説明が難しいが、ざっくりいえば、現代社会のカテゴライズされる事に対する違和感を切り取った作品
個人的には属性に組み込まれることでの生きやすさもあると思うが、主人公は勝手にレッテルを貼られることに違和感やめんどくささを抱えて生きづらそうにしている。まだちゃんと消化できていないが「かけがえのない他人」という概念は興味深い。それは友達と親友の間というか、恋人と友達の間というか、
安心して寄っ掛かる事ができるが、それ以上に踏み込み過ぎない関係というのか、これからの感覚だなと思った。タイトルの「N/A」が気になるが、これはNot Applicable(該当なし)という意味だろうか。知っている人がいたら教えてほしい。
個人的には属性に組み込まれることでの生きやすさもあると思うが、主人公は勝手にレッテルを貼られることに違和感やめんどくささを抱えて生きづらそうにしている。まだちゃんと消化できていないが「かけがえのない他人」という概念は興味深い。それは友達と親友の間というか、恋人と友達の間というか、
安心して寄っ掛かる事ができるが、それ以上に踏み込み過ぎない関係というのか、これからの感覚だなと思った。タイトルの「N/A」が気になるが、これはNot Applicable(該当なし)という意味だろうか。知っている人がいたら教えてほしい。