女性専用風俗 東京秘密基地本店 (出張専門) | 性的快楽の言語化

2/21 19:34 UP! 性的快楽の言語化 YURITO(ユリト)(28)

YURITO(ユリト) 性的快楽の言語化
性行為による快感を強烈に感じている時は、生と死を行き来するようなものなのではないか。

思考ができなくて、心地よい浮遊感に包まれているあの感覚は、
仏教でいうところの「解脱」を体現しているのではないか、と思うことがある。
これはおそらく男性のオーガズム後のいわゆる「賢者タイム」とは似て非なるものだ。
賢者タイムには喫煙者は全員タバコを吸う(僕調べ。根拠ナシ。)が、解脱中の人はタバコを吸わない。必要としない。

性行為によって得られる快楽の特徴の中でも、
【感情が乗った方が快感が倍増する】という点は独特だと思う。
例えば、美味しいものを嫌いな人と食べるか、好きな人と食べるかという状況であった場合、もちろん好きな人と食べた方が美味しいとは感じるだろう。

また、性行為を好きな人とするか嫌いな人とするかだと、こちらも断然好きな人としたほうが気持ちいい。

しかし、食事と性行為では、好きな人とした場合と嫌いな人とした場合の、快感・不快感の振り幅が大きすぎる。

では問題は、接触の有無なのか?

マッサージでも、好きな人にしてもらった方が気持ちいいのか?
そんなことはないと思う。
お店に行って、気持ちいいマッサージを受けたときに、「あのお店の人好きだな」なんて思うことは稀だろう。

では粘膜の接触の有無なのか?
粘膜の接触により、細菌の交換が起こる時、性的快感が爆発してしまうのか?

では粘膜の接触がなく、縄師に縛られただけで絶頂してしまう人間はなんなのか?
その人たちは全員、縄師のことが好きなのか?

接触ではなく、メンタリティの問題ではないのか。

「この人と一緒にいると安心する」
「この人には私の全てを曝け出せる」
「この人になら私の命を委ねられる」

この精神状態になった時にようやく、人間の脳は快楽を享受する態勢が整うのではないか。

脳が、全力で快楽物質を放出するのだから、それはそれは、とても抗えない。理性が崩壊するはずだ。

広末涼子が不倫していた時の手紙?文章?が流出して、皆がそれを「きもちわるいw」と笑っていたが、
あれを笑える人間は、本当の意味での頭がバグるような、溶けるような恋愛をしたことがないのだろうな、と思ったりもする。
いくつかの条件が揃えば、誰しも、形は違えど、ああいう気持ちになってしまうのだろうと想像できる。

性的快楽は、普段理性で取り繕っている人間の社会性を崩壊させるような威力を持っている。このことはもはや疑い様がない。

だからこそ、政治家や著名人の「弱点」として、その人の性的嗜好や情事の詳細を握っておくことは有効なのだろう。

でも僕はやっぱり、
「双方合意の上で、誰にも迷惑をかけずに絡み合ってる人たちを摘発しようとする、姑息な人たち」
のことを好きになれない。
せっかく人間として様々なカタチの性行為が可能な時代に生まれ落ちたのに
その権限を、神でもない同列のただの人間が取り上げる様なことはあってはならない。
と思う次第です。

もちろん合意がない性行為なんて断じて許されてはいけませんが。


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